磨硝子日記

すりがらすのブログ

年末年始のこと

あけましておめでとうございます。

年末年始のことをぼんやりしるしておきます。
今年もよろしくおねがいいたします。


12月27日
年賀状を書いて、夕方ココ吉へいく。

大掃除をしていたらしく、どこからかでてきた在庫なのか、きょうは放出だったっけかとおもうようなのが面出しされていた。
ほしかったあこがれのをみつけてしまって白目をむきながら買う。


12月28日
中学時代の友達とふたりで忘年会をする。

吉祥寺のいせやの近くのお店でまちあわせをして、ふたりそろっておちあう前にiPhoneの電源がおちるというあほあほ具合であったが、なんとなく合流した。

彼女はわたしが10年以上かかさず年賀状をおくっているひとり。

なんにもかんがえずにどんどん注文してがつがつたべながら、話したってどうにもかわらないことをこねこねとこねた。
めずらしくお酒をのんだ。
帰ってからすぐに新年会の約束をとりつけた。


12月29日
柴田聡子の神保町ひとりぼっちへいく。

柴田さんは鮮やかな黄色のモヘアニットを着ていた。かわいい人が着るモヘアニットはかわいいの2乗だ。
この日はテナガザルみたいな茶色い動物のプリントされた白のスカートをはいていた。こういう攻めているファッションもめちゃくちゃに好みである。

2曲目に歌っていた、箱のなかにはちばてつや、みたいな新曲がとてもすきだった。『後悔』みたいにヒットしてほしい。柴田さんが大ヒットしてほしい。

まえに宇多田ヒカルのカバーをやってくれたときがあったけれど、安室ちゃんのカバーもよかった。柴田さんは歌姫なのだ。

『Baby Don't Cry』、『ヒミツの花園』の主題歌だったんだな。堺雅人のシャギーな髪型がかもしだす爽やかな王子感とうすはり氷みたいな儚さがなつかしい。『アフタースクール』の木村がだいすきだ。エッセイがひらがなだらけなのもだいすきだ。『鎌倉物語』をつぎのレディースデイにみにいこう。


12月30日
年末の番組表は大股でくぎられた色つきの帯。

アメトーーク!の年末スペシャルをみる。
サンドウィッチマン伊達さんの0キロカロリー理論、東西ネタ合戦でみられたけれど、今年もアメトーーク!でみたい。


12月31日
家族と親戚と紅白をみながらお寿司とケーキをたべる。
シャムキャッツ夏目くんの「エ~~レ~~カ~~シ~~ま~~だ~~」ツイートをみて笑う。
去年はたしか「聖子ちゃんやっぱ歌うまい」みたいなことをつぶやいていて、夏目くんのそういうところほんとうにすきだ。

日付がかわる。
さっきまで並んでいた料理、味もみためもなにがかわるわけでもないけれど、なんでか、2017年につくったこれを、2018年になってちょっとたべてみる、ということにどきどきする。
子どものころ、おなじように親戚とテレビをみながらカウントダウンをして、HAPPY NEW YEAR!とでたすぐあとに、「去年は大みそかにみんなでご飯食べたよねぇ」なんて10分前のことを話したりしたのだ。
日付を書けば2018年、アルバイトをしていたときには領収書の日付を間違えるなといわれていた。

みえない日付変更線を気づかないうちにまたいで、2017年が記憶のなかへ収納されていくのをみおくりながら、すこしだけ時間を逆走して、山下達郎のサンデーソングブック 年忘れ夫婦放談を聴いて寝た。


1月1日
レコード屋さんにいっていい感じのレコードを買う夢をみる。
ちなみにお店はいったことのないレコード屋さんでたぶん存在していなくて、買ったレコードはみたことがない、おそらく架空のものなのだけれど、買いながらよろこんでいたからよかったんだとおもう。

イラストレーター oyasmurさんのミックステープ、年末年始によく聴いていた。
買ったときにはしらない曲もおおかったけれど、だんだんとしっている曲がふえてきてうれしい。まえからしっていたユーミンの『あなただけのもの』がぐんとたちあがってくるようになって、ますますうれしい。
秋田にあるコーヒーとカセットのお店、のら珈琲へはやくいきたい。

ゴッドタンのマジ歌にEMCがでていてうれしい。ゲンホシノもきっと泣いてよろこんでいる。


1月2日
初夢というのは1月1日の夜にみて2日の朝に気づくものだというけれど、2日の夢はへんだった気がするから、1日のを初夢とする。

箱根駅伝をみる。
箱根駅伝とか高校野球とかにでている男の子の年齢をいつのまにか追いこしてみると、この未来ある若者たち、このまま幸せに生きていってくれ、運動がんばって、くれぐれもけがはしないで、そのまま洋洋とひろがる前途を歩んでいってくれ、というきもちである。


1月3日
新宿へルミネのセールをみにいく。
ルミネエストのHERBSの前などがいつもにまして大混雑しており、歩くのもたいへんなくらいだったけれど、こんなのは想定内である。

セールへいったときにやってはいけないのは『○%オフ』という字面に惑わされることである。
蒼井優が菊池亜希子との対談ではなった「高い買い物は日割り計算」という金言を胸に、ショッパーを3つかかえて帰る。