磨硝子日記

すりがらすのブログ

5月のおわりのこと

ながいことブログをかかないうちに日常のできごとをのこしておくのをなおざりにするようになってしまった。

岡村ちゃんのツアー、今回もとてもよかった。前日にツイッターで「あしたDATEです」とつぶやいたらなんだかいいねがぽんぽこついて、反応してくれた方には申し訳ないというか、申し訳ないこたないのだが、これはデートではなくDATE、すなわち岡村ちゃんのライブなんである。
前日はグッズリストをむうむうながめ、今回はほしよりこさんがイラストを手がけたグッズなどを狙いめに、ちいさなウエストポーチにココナッツトートをおりたたんでいれておく。ライブとなると開場してからのんびり入場することもしばしばだけれど、今回は開場時間オンタイムで到着し、整理番号コールをまつ、まつ、まつ、、、
会場はZepp Tokyo。お台場の赤い観覧車、いつぞやのDATEでマニピュレーター白石さんが「岡村さんと、観覧車のりたいですよねえ?」となげかけ、ベイベたちが狂乱する一幕があったことをわすれない。岡村ちゃんと観覧車にのっても、きっと一周おたがいにおしだまっておわってしまうにちがいないけれど、からだをちいさくまるめて固い椅子にちょこんと腰かけ、すべりどめの溝がついた床へと眼鏡ごしのまなざしを自由落下させている岡村ちゃんを想像すると、どうしようもなくI give you my loveなんである。
やっとこさ入場してみるともうフロアはほとんど埋まっていた。今回こそ前のブロックでみたかったけれど、整理番号が後ろのほうすぎたこともあり断念。1階の前のブロックのいちばん後ろにスタンバイ。

まずですね、幕があがった瞬間の1曲めが『ステップUP↑』、つづけて『ステップアップLOVE』だったのでもう完全にやられてしまいました。あのMV中盤の雨(あれはバスケットコートだから雨漏りなのかもしれないけれど)、そうだ、びしょ濡れでいいじゃない、、、(とおい目)
あとは中盤で『どんなことをして欲しいの僕に』、アンコールで『友人のふり』を聴けたのも感慨ぶかく、『どんなことをして欲しいの僕に』は白石さんによれば30年ぶりにライブでやったらしい。マイクと戯れている岡村ちゃんが遠くからみても恍惚のオーラをむんむんはなっていて最高だった。
岡村ちゃんのツアーにいくうちに、DATEにはいくつかおきまりの流れがあるというのがわかってきたのだけど、たとえば曲の途中のフリとか一緒にうたうところがきまっていたり、そしてセットリストにも定番があって、『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』でギターを弾いたらアウトロでギターをはずして『だいすき』、アンコール1回めでベースのヨコリンのMC「ダンス、チャンス、ロマンスは自分たち次第だぜ!」からの『Super Girl』、アンコール2回めの1曲めはギターかピアノか両方の弾き語り(ベイベへの愛の囁き&叫び)、など。
でも今回のセットリストは、『カルアミルク』のようないつもだいたいやる曲をあえてやらなかったり、そのかわり昨年リリースされた『ステップアップLOVE』『忘らんないよ』をどちらもやったり、あんまりライブで聴いたことのない曲をおりこんでいたりと(スティーヴィー・ワンダーのカバー2曲もふくめて)文字どおり目にみえる変化があって、でもそれはきっと岡村ちゃんがずっとやりたいことで、わたしは黄色い歓声をあげながら、しずかに胸をふるわせていたんである。岡村ちゃんは、更新していくいまが最高なのだ。

たっぷり3時間のDATEがおわり、名残おしくゆりかもめにのる。東京湾の夜景がこんなにきれいにみえるのは、毎回岡村ちゃんのおかげだよな、とかおもう。Tシャツがとてもかわいくて、たのまれて買うついでに自分のも買ってしまったけれど、トートバッグをのぞいてみれば胸におおきくプリントされた岡村ちゃんのイラストがみえて、きょうの、夢のようにたのしいステージをくりひろげる、たしかな力強さと愛をたたえた、むこうみずでいじらしくて、ひたむきな努力の人の姿をおもいだせば、あたたかいきもちが水彩画のように胸にしみこんでいくんであった。
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