磨硝子日記

すりがらすのブログ

最近のこと

仕事がとみにさわがしくなり毎日あれやこれやとこまぎれな考えをこねている。


わたしは元来、なにか仕事でミスをしたり友達と意見がいきちがうと、自分がわるかったからこうなったのだとおちこんでいたのだが、最近はなにかにつけて腹がたつ。怒ることが苦手だとさえおもっていたのに、まわりの人のちょっとした態度に、どうしてそんなかんじなのか、なんでそうしなきゃ気がすまないのかといらいらして、ともすれば、わたしはわるくないとか、もうしらないとか、そういう投げやりな気もちにさえなっている。以前はしゅんとして、ただぼたぼた泣くばかりだったけれど、このところは夜中にだれもいない部屋の空中にむかって怒鳴ったりしている。

そんな調子でどうにも気もちがおちこむ云々とツイッターやらインスタグラムやらにぽいぽいと投げこんでいたら、何人かの人からとても心配された。みんな、わたしでよかったらなんでも話してねといってくれた。そういうメッセージにひとつひとつ、ありがとうございます、とかえしながら、わたしは自分の底意地のわるさにあきれてしまった。こういうふうに心配されたくて、わざわざSOSを発信するなんて迷惑なこともない。いつの日かこの腹だたしさを、やりばなく宙に放られている怒号を、親しい人たちに、はなれないように心をくばってきた人たちに、すきな人に、投げつけてしまわないか、そのことだけがこわくて、わたしは会う人に「元気です」とつくり笑顔をみせるばかりだ。


自分ではどうにもできない気もちをどうやりすごしたらよいのかわからずにいるうちに、時間どおりになにかをすることもままならず、忘れ物がふえ、仕事でミスをつづけてして怒られた。また腹がたった。ほんとうにおちこんでいるときに話せる人がいないことをつよい危機感としてもっているけどどうしたらいいのかわからない。

買ってきたレコードを袋からだすこともできず部屋の隅に立てかけ、iPhoneにはいっている曲をたのしむわけでもなくなんとなくながして気をまぎらわしているし、体が冷えないようにとひかえていたアイスやフラペチーノをいいだけ口にして、胃が冷たくなるころ、頭がくらくらするほどの甘やかな心地にひたっては、しばらくしてはっとわれにかえり、うしろめたい気もちで湯船につかるなり熱いシャワーを浴びるなりして体をあたためなければとあがいてみたりする。このところはもう徹底的に、体に悪いことをしてやろうじゃないかと、アイスをつづけて2本食べてみたりもした。べつに1本でも2本でも、悪いことをする気もちよさなんてなんにもかわらず、ただカロリーを余計にとっているだけだとすぐに気づいて、やめた。



すこしやすんだほうがいいとおもう、といわれたので、7月の後半は27日のroppenとbjonsのインストア以外はライブもなしでやすもうとおもう。