磨硝子日記

すりがらすのブログ

Qoo10 メガ割購入品紹介 前編(2021年9月編)

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みなさま、Qoo10メガ割でお買い物しましたか。わたしも昨年くらいからメガ割であれやこれやと買うようになりまして、おなじみの20%クーポンのおかげ(?)で、もはやメガ割以外のときにはQoo10でお買い物をしなくなってしまったのですが、メガ割の時期がくるとそのぶん、ここぞとばかりに気になるものを買いこむようになりました。

今回は久しぶりにカラーメイクアイテムもふくめ、クーポンフル使用で購入しましたので、購入品の紹介をしていきたいとおもいます。手持ちのアイテムとの色比較もやってみましたので、ご参考になれば!

rom&nd リップ3種

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上から、ジューシーラスティングティント 18 マルドピーチ、
ゼロベルベットティント 18 ペタルタッセル、
ゼロベルベットティント 19 アールグレイショール

メガ割第1弾の目玉はこちら、ロムエンのリップです。ゼロベルベットティントは、公式ショップにクーポン1枚で2本買えるものがあったので、そちらでクーポンを節約しながら買うことができました(ラッキー)。

メガ割を前に、手持ちのリップの中でも開封から時間が経っているものを中心に少し整理をしたのですが、これまで鮮やかな色のリップを好むことが多かったためか、ミュート系やソフトな印象の色を全然持っておらず、YouTubeスウォッチを見まくった末に、ロムエンでみつけたのがこちらの3色です。

3つとも2020年の秋に発売されたカラーです。ところでロムエンってシーズナルコレクションをめちゃくちゃちゃんと出してくれるので、どの色がいつ出たものなのかわからなくなって(狼狽)…

rom&nd ジューシーラスティングティント 18 マルドピーチ

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少し白みのある、彩度低めの黄みのピンクです。ピーチピンクといえばそうなのかもしれませんが、アミューズなど他のブランドでいわれるような「ピーチ」はやや彩度が高く、(白みはあっても)くすみが少なめなコーラル寄りのものが多いのに対して、こちらはパッと明るいというよりはやや落ち着いた彩度感のくすみピンクといった感じです。
個人的に、果実感の強いピーチはかわいすぎる、ぷりっと肌から浮いてしまうという感覚があったので、鮮やかではないのにくすみすぎてもいないという絶妙な彩度の色出しに感動しました。はやくも大満足。

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上から、rom&nd ジューシーラスティングティント 18 マルドピーチ、
OPERA リップティント N 102 シマリングベージュ(限定色)、
AMUSE デューティント 05 HIP JIRO(リニューアル前のもの)

白みのあるミルキーな色ですが、ご存知のとおりグロスのように伸びのよいテクスチャーで、かつこの色自体がそれほど鮮やかではないので、自分の唇の色を完全にはカバーせず、唇の色が透けるような仕上がりになります。このご時世もあり、マットリップなど唇の上にしっかりと密着する、カバー力のあるリップばかりを使っていたので、久しぶりのすけすけぷるぷるリップに胸も躍りますね。

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(上)塗布直後
(下)塗布してから15分後。やや青赤みが強くなる。
ひとつだけ留意しておくべきことがあるとすれば、塗った後にフォーミュラの内側から赤みがグビグビグビッと出てくることかな。それでもロムエンのシリーズはかなり経時の色変化が抑えられるようにできているので、画像だと青赤みが強くなっているようにみえますが、唇の上だと、白みのある色ながらそれほど塗ったときとの色の差は大きく感じないかとおもいます。淡い色でも長時間楽しめるのが嬉しかったです。

もし色変化をさらに少なくしたいという場合は、ベースにロムエンのゼロマットリップスティックのヌードカラーなどを塗ってから使うというのも良いかも!唇の水分や油分に影響されにくくなるし、唇の色も均一に整えられるので発色が良くなるとおもいます。
逆にいえば、手に出してみてすぐだと白っぽい色で血色感が足りないかも?と気になったりもするのですが、ほんの少しだけど後から赤みが出てくるので血色感はちゃんとあります。

こういうかゆいところに手が届くようなスキマカラーを細かく細かく振りわけてラインナップしているのが、ロムエンの本当にすばらしいところだなといつもおもいます。ロムエンで探せば、誰でも似合う色が、どんなときにもつけたい色がみつかる、そういうブランドを手軽に買えるのはありがたいです。

rom&nd ゼロベルベットティント 18 ペタルタッセル

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ジューシーラスティングティントのほうでめちゃくちゃ語ってしまいましたが、今回購入したすべてのアイテムの中でいっっっちばん(いちばんはひとつなのですがつい強調したくなるほどに)気にいっているのが、こちらのペタルタッセル!!!

ミュートメイクをしたい方にお・す・す・め〜〜〜〜〜!
※こういうテンションになってしまうほど気にいっている

ボトルに入っている外観よりも、手に出してみると深みのある色です。パープルみのあるくすみピンクという感じで、正直けっこうシブい見た目ではあるのですが、唇に塗ってみると、手に出したときよりも白みがふわっと目立ってきて少し明るめに発色し、パープルニュアンスを感じるミルキーピンクリップになります。
ミルキーピンクというとかなりライトかつかわいらしい色を想像されるかもしれないのですが、彩度が低めなので顔から浮きにくく、パープルみが入っていることによって、あれ、ピンクなんだけど、なんかオシャレな色・・・という印象。最近パープルの眉やマスカラが流行っているのでそれと同じ原理なのかもしれませんが、なぜか肌がぱっと明るくみえたりします。

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上から、rom&nd ゼロベルベットティント 18 ペタルタッセル、
hince ムードインハンサーマット M001 ALLURE、
rom&nd ゼロマットリップスティック 14 スイートピー
WHOMEE マットリップクレヨン C.C. コットンキャンディ(廃盤)
トレンドのミュートメイクにもぴったりハマり、しかもこれ1本でキマる(もちろん別のリップとグラデにしてもOK)というのも気にいったところです。手持ちの青みピンクのリップと比較してみましたが、どれにも似ていない深みと青みのバランスでした。ミュートカラーが苦手という方でも、ぼかしやすいテクスチャーなので好みの濃さでつけられ、顔になじませやすいんじゃないかとおもいます。オシャレピンクリップを探している方にはほんとうにおすすめ!

青みのピンクリップというと、MACとかNARSとか、Huda BeautyとかUrban Decayとかクールトーンの色出しが多いブランドによくみられますが、彩度が高かったり白みが強かったりとなかなか程よいあんばいのものをみつけるのはむずかしいなと感じるなか、このペタルタッセルは彩度が抑えめであることでウォームトーンの方でもつけやすく、それでいて青みの冴えたムードがしっかりあります。
パーソナルカラー的にいうと、わたしにとってはど真ん中の色ではないのだけれど、肌の上にこのふわふわのミルキーピンクがぽこっと浮かんでくるような仕上がりが、なんともすき。こういう色をつけたときにはどんなアイシャドウを合わせようか、どんなベースメイクにしたらもっと似合わせられるだろうか、そんなふうに考えると、メイクの幅も広がるなと感じます。最近はベースメイクをWHOMEEのピンク色のBBクリームでピンク系にすることによって、くすみ色や青み色もかなり顔映りがかわるものだなあと実感しています。

こちらのリップはマットのふわふわテクスチャーもかわいいですが、秋冬には上にキラキラのパールグロスを重ねて、ちょっとレトロなメイクもしたいなとおもったり。同じゼロベルベットティントの04 バーントハートもパープルみのある、より深いピンクカラーのようなので、こちらも使ってみたい!

rom&nd ゼロベルベットティント 19 アールグレイショール

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くすみを一滴入れたような紅葉カラー。白のローゲージニットを着たときなんかに合いそうな、イエローやブラウンのニュアンスを感じる赤です。

公式の画像をみたときにはトレンドのテラコッタカラーかなとおもっていたのですが、実際に手に出してみるとテラコッタというほど黄みや茶色みが強くなく、ほんの少しだけですが白みもある、こちらもロムエンらしい絶妙なスキマカラーでした。鮮やかすぎるオレンジやテラコッタ、赤ではないところが優しい印象を醸しだしてくれて、ビンテージ感はありつつ深くなりすぎない軽やかさもあるので、秋冬の日常づかいにはまりそうです。

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上から、rom&nd ゼロベルベットティント 19 アールグレイショール、
rom&nd ゼロマットリップスティック 16 ダズルレッド、
rom&nd ジューシーラスティングティント 07 ジュジュブ、
LUNASOL シームレスマットリップス 10 ブリック、
NAMING. ソフトマットリップスティック スモーキーブリック
ちなみに一応持ちについても書いておきますと、めちゃくちゃいいというわけではありません。ティントなので唇への着色はありますが、このふわふわのフォーミュラ自体にベタつきはないものの、唇の上にバリッと密着して動かなくなるというわけではなく、指で触るとムースのようにいつまでもすべすべとすべってしまう(だからこそ乾燥を感じにくくふわっとした質感が続くのですが)ので、食事をしたりマスクでこすれたりすると取れてしまうというのが実際のところです(特にペタルタッセルなど、それほど鮮やかでない色は、着色も弱く、かつ取れたところが目立ちやすい)。
それでも唇に触れることがなければつけた状態が長持ちしますので、KF94マスクなどリップがつきにくいマスクをするときに使う、マスクをするけど喋らない日に使う、リップを直せる日に使うなどが良いかなという感じです!

ところでコスメについている「アールグレイ」というアイテム名、良い香りがしそうですごくすきです。香水とかで取りいれるのはまだはずかしいので、ひとまず色名だけでも・・・。


hince ムードインハンサーマット M004 SOFT DEMAND

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hinceはリップシリーズがすきで、マット、シアーともに集めていてこちらで4本目。こちらのSOFT DEMANDという色は、モデルさんの着用画像だと赤みがしっかりとある深いくすみピンクだけれど、YouTubeスウォッチでは赤みのあるコーラルにもみえるといった感じで、手に出したときと唇に乗せたときの色が結構ちがっていたので、届く前からどんな色なんだろうと楽しみにしていたものです。

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外観色は赤みのあるピンクベージュのようにもみえるのですが・・・
つけてみると、良い意味で予想を裏切られるおもしろい色み。ピンクベージュやコーラルに、ローズピンクが混ざったような色で、肌なじみの良さもありながら青みもピリッと効いた、フレッシュにもエレガントにも演出できる色でした。画像だと赤茶っぽくみえますが、唇につけてみると、もう少し明るく鮮やかなコーラルローズに発色します。トレンドのデカ襟ブラウスなんかに合わせると、ビンテージ感がありつつ、かわいらしさもあって良さそう。あとは、黒やネイビーなど暗めの服を着るときでも、顔色が明るく映りそうだなとおもいます。
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上から、hince ムードインハンサーマット 04 SOFT DEMAND、
rom&nd ゼロマットリップスティック 04 ビフォア・サンセット
peripera インクエアリーベルベット 4 プリティーコーラル、
WHOMEE マットリップペンシル X.S. ピンキーベージュ
このコーラルにローズピンクが合わさったような不思議な色の秘密はなんだろうとおもっていたのですが、食事をしてリップが落ちかけたときにリップの着色が鮮やかなピンクになっていたので、おそらくアンダートーンに青みのローズカラーがしっかりと入っていて、それでコーラルの向こう側から青みが滲み出てくるような色にみえていたようです。
ちなみに、わたしの唇は少し赤みのある色をしていますが、こちらの色を塗り重ねてもモデルさんの着用画像のような深いピンクにはなりませんでした。撮影のときには何度も塗り重ねているうちにアンダートーンのローズカラーが出てきてしまったのかも。hinceの着用画像は実物に近いもの(か、やや青暗めのもの)が多いですが、こちらは肉眼でも照明や元の唇の色によって見え方が変わるのかなとおもいます。

これまで試していたhinceのリップにはなかったトリックのある色だし、他のブランドにもなかなかない色で、とても気にいっています。無難にならないコーラル、ローズリップを探している方にすごくおすすめ!

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ちなみに、hinceの手持ちの色と比較してみるとこんな感じ。
上から、ムードインハンサーマット M004 SOFT DEMAND、
ムードインハンサーマット M001 ALLURE、
ムードインハンサーマット M011 SIGNATURE ME、
ムードインハンサーシアー S001 IN THE MOMENT


Torriden ダイブインマスク(10枚組)

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韓国の化粧品クチコミアプリ「ファへ」のシートマスクランキングで、わたしがみたときには2位になっていたシートマスク(筆者は最近韓ドラにハマりすぎて韓国語を勉強しておりますが、まさかファへのランキングが読めるという副産物があるとは・・・)。

こちらは低分子ヒアルロン酸と5D複合ヒアルロン酸なるヒアルロン酸がたっぷり、それからD-パンテノールとアラントインという最近の韓国スキンケア注目の成分が配合された保湿系で、マラカイトエキス(孔雀石)配合のため澄んだパステルブルーをしているという、見た目にも癒し度の高いシートマスクであります!

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秘境の洞窟にある泉のような青!

美容液はとろみのあるぷるぷるとしたジェルっぽいテクスチャー。シートはセルロースで、肌あたりの柔らかい材質。目周りのカットが小さめで、細かいところにもシートを貼ることができました。10分程度貼っていても液だれしなくて使いやすかったです。あと美容液が多めなので、手持ちのコットンに出して、頬とか鼻横の乾燥しやすいところに重ね付けもできるヨ。

ヒアルロン酸推しの保湿系ということで、シートを外した後のしっとり感、肌の柔らかくなる感じがとても良かったです。毎日生きていると、突然顔がガサガサになったり、ピシピシになったりっていう摩訶不思議な現象が起きるじゃないですか?で、そういうときに保湿しようと化粧水を塗ると、乾燥した頬のひび割れに化粧水がジワ〜〜としみて、顔が燃えるようにヒリヒリすることってあるじゃないですか?(うなずき希望)そういうときにこのとっても優しいとろ〜りシートマスクを乗せておいたら、乾物を戻すように肌を柔らかくしてくれて、その後のスキンケアもスムーズにできるように整えてくれるんじゃないかとおもいます。
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それからこれはめちゃくちゃマニアックな話になってしまうのですが、パッケージの裏面に記載されていた全成分表をみると、個包装ということもあるのか、強い防腐剤が使われていないのもとても好感を持てました。成分をみたかぎりなので、複数種類組み合わせたときなどの効果はわからないのですが、1,2-ヘキサンジオール、ペンチレングリコールなど保湿効果もある多価アルコール系や、ヒドロキシアセトフェノン(初めてしりましたがこれも防腐効果のある保湿剤だそうです)が使われていて、パラベンなどのメジャーながら皮膚刺激が気になる防腐剤が使われていないようです。

ファへの商品ページにはファへが定めた独自の20の危険成分という項目が含まれていて、肌刺激が懸念される成分が含まれていると、それが商品ページにも記載されるようになっているので、ユーザーもその点を気をつけてみているようで、ユーザーの肌おもいなプロダクトは多いようにおもいます。
ちなみにこちらのシートマスクは、ファへ基準の危険成分ゼロになっています!

ひとつ気になるとすれば外した後の手触り。ベタつきはしないのだけれど、肌になじんだ後に指をこすりあわせると、キュキュッとすべるような、指残りのある感触があります。個人的にはこれが少し、肌に何かが乗っている感じがして好みではないのですが、逆にいうとしっかり保湿されている感にはつながるかとおもうので、肌状態によってはこの方が良い!という日もあるかもしれません。秋冬も続けて使ってみて、保湿のありがたみを感じたいですね。



(後編に続く)