磨硝子日記

すりがらすのブログ

Qoo10 メガ割購入品紹介 後編(2021年9月編)

f:id:slglssss:20211001182956j:plainQoo10メガ割購入品、みなさますべて届きましたでしょうか。通常時は1週間もあれば届くのですが、回を増すごとに注文件数も増えているようで、最後に届いたもので4週間ほどかかりました(さすがに心配になった)。気長に待ちながら注文するのがよさそうですね。

さて前編ではリップが中心でしたが、今回は変わり種アイテムもふくめて紹介します。Qoo10メガ割のメジャーどころはだいたい押さえたよ!という方にもご参考になれば幸いです。

AMUSE ソンスドンアイシャドウパレット

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韓国の「ヴィーガンコスメ」トレンドを牽引するブランド、アミューズ。デューティントなど、透明感があってくすみの少ないクリアな発色のアイテムが人気ですよね。ヘルシーなビジュアルもすごく好み。以前からデューティントのHip Jiroというカラーを愛用していて、ツヤがあるのに落ちにくく、しかもそのツヤが結構長続きするところをいたく気にいっております(容器やフォーミュラがリニューアルしたようなので次回またちがう色を試してみようかな)。

さてこちらのパレット、最近第2弾が発売され、そちらはサンキストという名前の表すとおりのみずみずしくクリアなオレンジパレットですが、今回購入したのは第1弾のソンスドンという9色パレットです。

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雑誌のar(2021年3月号の話です)を読んでいたところ、イガリシノブさんがメイク提案で使用していたのが直接のきっかけ。めちゃくちゃ単純なイガリファンです。
左右の列にある6色がマット、真ん中の上段と下段がパール入り、中央が大きなグリッターという構成。赤みブラウンを基調に、ピンクベージュやカーキなどほんのりとしたくすみと、バチっとインパクトと遊び心のあるグリッターで、とても表現の幅が広がるパレットだと感じました。外観はやや色の組み合わせが難しそうな感じもしますが、肌に塗ってみると色のトーンが近いので(彩度や明度が極端すぎない)、おだやかさや温かみを出しつつ、エッジの効いたパターンまで、まとまり感のあるアイメイクを楽しめます。ソウルのイケてる街、聖水洞(ソンスドン)をテーマにしているのもかなりツボです。

dasiqueの9色パレットをきっかけに、多色パレットの面白さに再び目覚めたのですが、特に韓国の多色パレットの特徴として、直感的に何色か組み合わせるだけでグラデーションや立体感が簡単に作りだせる、つまりはどの色を選んでもいい感じに仕上がる色設計の妙と、さっと塗っただけでブレンドされていく質の良さというのがあるとおもいます。あまり欲張らず3色くらいを選んで重ねていくと、簡単に奥行き感のある今っぽい、あるいは透明感のあるラメがきらきらと輝くかわいらしいルックができるのでほんとうにすごいです。

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手に出してみると、温かみがあって組み合わせやすいカラーストーリーだとわかります
わたしはここ数年、囲み目至上主義モードに入っているので、パレットの3で上下のまぶたをぐるりと囲み、4で上下の目のキワを少し広めにブワッと囲み、最後に5のグリッターを目頭か上まぶたの中央にドンとつけて終わりです。3と4を混ぜてベースに塗り、4をキワに重ねることもありますし、ピンクみを足したい時にはベースに6を、まぶたにツヤを出したい時には、グリッターを使わず、8を上まぶたに重ねています。
ここにWhomeeのパープルのカラーマスカラで赤みを残しつつスッとエレガントな雰囲気にまとめてもよいし、逆におなじくWhomeeの青みグレーのマスカラで温度感を下げてもよいです。

ひとつわがままをいうならば、2と8のパール入りのカラーは、もう少しパールの密度が高いシマーカラーだと嬉しいなとおもいます。2と8の違いは実際に手に出してみないとわかりづらいのですが、2はベースカラーが多くその中に少しラメが入っていて、逆に8はラメが多く少しのベースカラーでラメ同士がつながっているといった感じです。
Instagramなどで韓国のアイパレットを使ったチュートリアルを見ていると、マットカラーでベースを作った後にラメやグリッターを重ねて完成!というものが多いのですが、個人的にシマーカラーがあると、大きなラメやグリッターを使えないシチュエーションのメイクでもツヤ感や立体感を出せてよいというのがありまして…

ただ、韓国のパレットをいくつか買ってみても、シマーカラーって9色とか10色のうち1色入っているかいないかというくらいで、あまり需要がないのでしょうか?(あったとしても、涙袋などに使えそうな明るめの色が多いイメージ)あとはマットカラーでも完全にパサっとドライな仕上がりではなく、ややふんわりとした光沢を帯びているものがあるので、そういうものでうまく表現をするのがよいのかも。マットなベースの上にいきなりラメを乗せることでお互いのテクスチャーのコントラストが際立って、マットベースの陰影感と、きらきらラメの透明感が引き立つということもありそうです。

あ、それからパッケージは、子供の頃に誰もがきっと一度は触ったことのある、水の入った透明なケースの中にラメがシャーっと動くおもちゃ、あれがフタの表面についていて、まさかここが動くなんて!という感じでとってもかわいいです。正直なところかなり厚みもあって重たいので持ち歩きには適していないのですが、たまにシャーっと流して癒されております。



espoir ReBirth Collection ケーキフレグランス

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ブランド10周年を記念したコレクションのアイテムで、もともとは香水がメインだったespoirで大ヒットしたものの復刻版だそうです。香水もあったなんてしらなかった!

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開けたくなるよね
パッケージはミシン目のついたワクワクする化粧箱付き。もちろんもったいないのでここからペリペリとは開けませんが、遊び心があってキュンとします。コンパクトは手のひらにおさまるおもちゃっぽい見た目で可愛い。
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商品説明によると、トップ、ミドル、ベースのそれぞれのノートがあるようで、

  • トップ:レモン、ブラックカラント、グリーンリーブス
  • ミドル:ピオニー、ミュゲ
  • ベース:オリス、サンダルウッド、ムスク

とのこと。

肝心の香りについてですが、公式ページにあるとおりフローラル系です。ただ、わたしに香りの分解能があまりないからなのか、個人的にはトップ、ミドル、ベースの違いはそこまで大きく感じられませんでした。確かに付けてすぐに甘酸っぱく柑橘をも感じさせるフレッシュな香りがしますが、すぐにパウダリーなフローラル系の柔らかい香りに変わり、ムスクやサンダルウッドのような力強い、あるいは深い香りはあまり強く出てきません。

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さらには練り香水なので、かなりさりげなく、香りをピンポイントでまとえて、香りも数時間で薄れていきます。サラッとしたバーム状で、ベタつかず、手首などにさっと塗れるのが手軽で良い感じ。

すっきりとした甘さの柔軟剤やボディクリームの香りが好きな方には好まれそうな、万人受けする香りで、こちらがベストセラーだったというのも大いにうなずけます。人によっては「せっけんの香り」とも感じられるような香調でもあるので、気分転換をしたい時や、清潔感を演出したい時にも良さそうです。

今回は変わり種アイテム枠で購入したものですが、こういったかわいらしい香りをつけるのがはずかしいわたしでも、これならちょっと付けられるなとおもえる、ほどよいあんばいで、案外気にいっています。

女工場 Our Vegan ドクダミ&シカマス

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今回のメガ割で1番最後に届いたものがこちらです。楽しみにしてたよー!

女工場についてはビフィダバイオームシリーズとガラクトミーシリーズを色々試しまして、アンプル、トナー、そしてガラクトミーのシートマスク、それからピュアクレンジングオイルを愛用しておりました。
中でもガラクトミーのシートマスクは、薄くて小さめの柔らかいシートで肌あたりが優しく、シートを外してもさっぱりした肌触りなのにしっかり保湿され、肌がスンと静かになるという安心感が心地よく、機会があればまたリピートしたいとおもっているほどです。

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こちらは同じ魔女工場のVeganラインのシートマスク。肌沈静効果のあるというシカとドクダミがダブルで入っているよという、鎮静に全振りのシートマスクであります。

ところで個人的には、つい最近まで、最近流行りに流行っている「鎮静」という概念があまり理解できておらず、というのは幸いなことに、たとえば肌が火照るとか、赤みが出るとか、そういったことがあまりなかったからというのがあります。

ところが、この春から夏にかけてマスクをして毎日出勤するという場面があり、初めて、なるほど肌がすごく荒れやすいと感じたのでありました。このかたどんな化粧品を使っても大丈夫であった肌が、急に燃えるようにヒリヒリと熱くなったり、化粧水がじわっとなじむたびにしみるような痛みをともなったりと、明らかにこれまでになかった暴れ方をするようになって、これはまさに鎮静なるものを求めているとおもったのです。

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柔らかシートが透けていて今にも顔に載せたくなる!
さてパッケージはTorridenとおなじくすけすけです(個人的には中身の見えない、遮光性のあるパッケージの方が、光変質が防げるものもあるとおもうのですが、こちらは念のため暗いところで保管しています)。シートはなんでもドクダミを70%使用したシートらしく、ミノンのシートマスクとも似ているようなふわふわやわやわの材質で、肌あたりがなんとも優しい。こんなところにも成分推しなんだと感心するばかりです。ただその分シートがやや伸びやすいので、自分の顔のパーツに合わせてシートの位置を調整しながら使っていますヨ。

中身の美容液については、液だれしない程度にとろみがあるものの、基本的にはサラッとしていて、ベタつきがなく、さっぱり系。魔女工場のシートマスクは、肌の上にペタペタ残る美容液(ベタつきともいう)で保湿を表現していないのが個人的に好みです。ちなみにガラクトミーのシートマスクと比べると、こちらのドクダミ&シカの方がよりまろやかでとろみがあります。このあたりも肌への優しさ配慮なのだとおもいます。

シートマスクを付けている間に、何だかぼーっとするというのが個人的によくしていることです。ああ、じわっと美容液が浸透しているなどとおもいながら、シートマスクのパッケージの裏側に書いてある成分を読みこんだり。そのうちに、例えば、これは乾きが早いなとか、液がたれやすいなとか、そういうことに気づいてしまうことも。

ただこのシートマスクを使っている時、あまりにも肌が静かにしているので驚いてしまいました。付けている間しっかり保湿され、液がたれることなんてもちろんなく、そしてヒリヒリすることもしみることもなく、ただ肌がしんと落ち着いていく。シートを外した時には、肌がひんやりと冷たくなり、残った美容液を簡単になじませるだけで、しっとり柔らかくなっています。

これまでシートマスクには、保湿は大前提として、毛穴が目立たなくなるとか、ハリが出るとか、透明感が出るとか、プラスアルファの効果を求めていることが多かったのですが、そういうことを求める以前にとにかく肌が突然荒れやすく、何か上向きの効果を求めている場合ではないという今だからこそ、どんな肌状態の時にも使えて、とにかく肌を鎮めてくれる専門職的なアイテムが、とても心強いです。ちなみに、以前別のブランドでドクダミのトナーを購入した時に結構力強い香りがしたので(それはそれで効きそうな感じもするけれど)気になっていたのですが、こちらには強い香りはないのでその点も良いところ。次はビフィダバイオームのシートマスクも試してみたいなとおもっています。

まとめ

今回のメガ割では、これまで持っていなかったようなアイテムを中心に購入をしました。新しい色やメイクパターンにも出会えて、気になるアイテムも使えたので、良い買い物だったとおもいます。お気に入りアイテムをあげるなら、こんな感じでしょうか。

  1. AMUSE ソンスドンアイシャドウパレット
  2. rom&nd ゼロベルベットティント 18 ペタルタッセル
  3. 女工場 Our Vegan ドクダミ&シカマス

実は今回のメガ割で、購入を見送ったものがいくつかありまして、というのが、最終日の9月9日の後、例年なら9月10日のQoo10の日に合わせて「追撃クーポン」なる追加のクーポンが発行されていたのですが、今年はそれがなく、代わりにプレゼントキャンペーンが行われたのです…
というわけで、次回のメガ割までに、また気になるものをリストに入れておかねばとおもっている次第です。ここまで読んでくださりありがとうございました!

↓前編はこちらから!
slglssss.hatenadiary.jp