仕事のあと、期日前投票へ行った。わたしの住んでいるところはどう考えても票を投じていい人がひとりしかおらず、昨日の朝に駅前で演説をしている姿を思い出しながら、以前から応援しているので今回はどうか頼むと念を込めて名前を書いた。比例代表も同じ党へ入れた。ここ数年は選挙に行くたび、事前に情報収集をして、誰に投票すべきかをよく考えるようになったけれど、今回の選挙ではとにかく自民党と維新の会に投票しては、本当に現実的な問題として今ある生活が揺らぐと危機感を覚えた。「改憲」というなんだか古いものを新調するかのような響きで、今を戦前にしようとしていないか。世界中で起こっている戦争や武力衝突が日本でも勃発して、その影響が家族や自分の生活に及ぶなんていうことが、いつあってもおかしくないとおもうのだ。人類史上最悪な流れは、物価が上がって生活に困窮する人々が増え、排外主義が高まって、メディアも巻きこんだ思想統制により言論の自由が奪われ、強いリーダーが煽動する「愛国心」なるもののもとに、勝てるはずのない侵略戦争に突き進むというものだったけれど、もう途中まで来ていないか。首相就任時から高市早苗をちやほやと取り上げるメディアが気味悪かった。SNSではあらゆるところに高市早苗のバナーや動画広告が出稿されていて、媒体社の側もこんな出稿の仕方に慎重になるべきなのではないかと、本当に暗澹たる気もちになる(それがまた政策説明ではなくて、自民党と維新の協業ストーリーみたいなエモ寄り訴求で、ライトな有権者を興味喚起しようとしているのも、広告代理店の戦略が透けて見えてすごく嫌である)。同性婚や夫婦別姓には長いあいだ反対の立場を取り続けていることも支持できない。わたしはわたしの家族や友達や同僚と、心身健康で心地よく日常生活を送りたい。そんなに働き詰めず、適度に働きたい。身近な人が経済的に、身体・精神的に生活を脅かされたりすることなく、いわんや徴兵や戦争に怯えることがない未来を迎えたい。ああどうか、(毎回そうなのだけれど)今回こそはみんなよく調べて、選挙へ行ってほしい。