磨硝子日記

すりがらすのブログ

ほんとうにすきな化粧品2020【スキンケア編】

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選定基準

  • 毎日使っていたもの
  • なくなったら買いたさないと困るもの
  • 使っていていい気もちになり、心がみたされるもの

ほんとうにすきな化粧品2020【スキンケア編】

憶えている洗浄剤

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  • カバーマーク トリートメントクレンジングミルク
  • BEIGIC コレクティングエクスフォリエイター
  • BEIGIC ボリューマイジングシャンプーイングスクラブ
  • BEIGIC DR トリートメントマスク

クレンジングやシャンプーといった「洗いもの」こそ、あまりこだわりのないジャンルだった。なまじ成分が読めると裏面を見て選んだりもするけれど、洗いものに限っては、それよりも「落ちる」とかそういうところの方が頭にあったんじゃないだろうか。それはいうまでもなく、洗い流してしまえばなくなってしまうものだとおもっていたから。

それが、肌に触れ、うるおいを与える心地よさや安らぎをしってからというもの、それとひと続きのところにある「洗い流す」ということに、これまであまりおもいをいたしていなかったのではと気づいた。

考えてみれば、体の汚れを落とすことは感染症などから生命を守るためにも必須であるし、特に肌や髪についていえば正常なターンオーバーを促進するために大切なこと。
今きちんと洗うことは、その場にある汚れを落とすだけでなく、その次の瞬間の体を守り、まだ見ぬその先の体が体たりえるために整えることなのだ。洗い流せば忘れ去られるものではなく、必ず憶えられているはずなのだ。

メイクやほこり、汚れを落とすだけでなく、肌にふくふくとした柔らかさを与えてくれるのはカバーマークのクレンジングミルク。
BEIGICのシャンプーとトリートメントは、ユーカリゼラニウム精油が香り、もはや洗いながら深く息を吸いこみたくなるよう。汗をかいた日には、頭皮をもみほぐすようにスクラブ入りのシャンプーで洗うと爽快。
マスクをつけているせいでごわごわとしやすい肌には、同じくBEIGICのコーヒースクラブで、角質ケアとうるおいケアを。つい手に取りたくなるコーヒーの香りも良き。


やさしさが強さになる保湿

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  • One Thing ドクダミエキス
  • Good Molecules Niacinamide Brightening Toner
  • WHOMEE モイストエイジングケアクリーム

不安でやりきれないニュースが耳に入ってきた時、誰とも会わずにじっと部屋の中にいる時、気もちがゆらぎ、ざわざわと落ちつかない時には、自分の肌にふれるようにしている。ヨガのレッスンで、左右の腕を体の前で交差させてそれぞれ反対側の肩に手を当て、自分の体を抱きしめるポーズというのをしたことがあるのだけれど、自分以外の誰かではなく、わたしがわたしで肩を抱くことができるという新鮮な驚きと、はっとするほどの安心感があった。

スキンケアをすることは、そんなふうに、自分で自分を抱きしめるのに似ている。きっといつでもできるけれど、しなくたって大丈夫な日もあるけれど、今日も今日とて大変なのだから、わたしをわたしで慰めるのだ。

今年はこれまでで一番、たくさんの保湿剤を使った。みずみずしさ、とろみ、香り、清涼感、どれにも違う良さがあって、その日手に取るものは鏡のように、わたしの心の機微をうつしだしていたとおもう。

おもいがけずできた吹き出物には、One Thingのドクダミエキスをたっぷり浸したコットンをあてる。土くさい薬草の香りを吸いこんで、頭の火照りまで冷ましてみる。
洗顔後にはGood Moleculesのナイアシンアミド配合の化粧水。とろみのある手触りが心地よく、しかも肌がぎゅっとハリをたたえてくるような感じがする。
WHOMEEのエイジングケアクリームは肌の栄養剤の気もちでたっぷり塗る。

どれもしっかり効果感を感じさせてくれるけれど、やさしい使い心地で頼もしい。スキンケアの最後に鏡を見ると、少し顔色が良くなった自分が映っている。よかった、今日もここまでこられた。そんな気もちになるのだ。



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